絶望の霧

今日は弟が映画の「ミスト」を借りてきまして。
私も興味あったので見ました。



つづきネタバレ感想です。ご注意を！

はい、鬱映画！そしておいたん！（声優の堀内さんの事ですｗフルハ●スネタ）
ちなみにこれ↑けなしてませんよ。
いいもの見れました～。面白かったです。
限られた空間での恐怖・緊迫感が伝わってきます。
人間の感情の変化、それに伴う人々の行動。
恐ろしくて弱くて醜い人間らしさがよく描かれているように思いました！
善良なキャラがここまで死んで行く映画久々に見ましたよ。
最後まで容赦ないです。
監督がグリーンマイルやショーシャンクの空にの人なんですよね。
私はグリーンマイルも好きなのですが。どっちも最終的に精神的にズガン！とクるものでしたねぇ。
ミストは緊張感とかが凄まじかったです。主人公の立場になって考えるとおっそろしい。
人ってああいう絶体絶命な状況になると自分以外どうでもよくなりますよね。多分。
そこが人の恐ろしい所だと思いますよ。所詮エゴのカタマリで片付けられるような生き物になりえますからね…。
最終的に主人公はあの後きっと精神的におかしくなってしまうような気がします。
そしてこの映画の面白いところは主人公補正がついてない！
普通は主人公ならそこまで悲惨にはならずに運で切り抜けるのが主人公補正。
でもこれは主人公であっても容赦ない。
主人公の選択全てが「良かった」なんてありえない事をリアルに描いてくれちゃってる気がします。
最後はきっとハッピーＥＤ好きな人は、ほぼこのＥＤヤダ！と思うかもしれないですね。
私もバッドよりはハッピーのが好きなのですが…「人」らしい終わり方だったかもしれないです。
ちなみに後半になってくると結構グロイ部分も多いので少しでもグロ無理！って方は見ないほうが良いです＾＾；
内臓とか皮膚ブチブチとかダメな方は特に。とか言ってる数奇屋もダメなんですが。
皮膚ブチブチ以外は見れました；；あれは…目を背けてしまった…。

宗教的な部分を織り交ぜながらでしたけどとても面白かったです。
なんだか色々考えさせられる映画でした。見れてよかった！